2017年フランス大統領選

フランス大統領選が混戦で、読み方が難しいということを一花一空ブログに書きました。

その後、マリーヌ・ル・ペン氏のソーラーアークを追加して記事を二つに分けたため読みにくくなしまったため、

こちらにまとめて記載します。

まずフランス大統領選の日程ですが

・第一次選挙本国23日の投票→これはおそらく現地24日早朝には結果が分かるのでは?

・第二次選挙本国5月7日の投票→8日の早朝には結果が分かるか?

という仮定のもとに、5月8日の早朝でフィヨン氏、アモン氏、ル・ペン氏、マクロン氏、メランション氏のチャートを作成しました。

各チャートをご紹介します。

まずフィヨン氏の4重円。内側からネイタル、セカンダリー、ソーラーアーク、トランジットです。

フィヨン氏の出生時刻は不明ですが、

・太陽p、金星pどちらも重要なアスペクトを形成していない。ジュノーと60度の可能性はあるが、これだけではやや弱い。

・天王星saは金星nと180°ハードアスペクトのみ。

・海王星tは太陽nと0° 

全体的にアスペクトが少なく、薄い表示。良いものなし。

これらの要素から、フィヨン氏は残らないと判断。

次にアモン氏です。

・こちらも太陽p 金星pどちらも重要なアスペクトを形成していない。

・金星sa 60° 木星n 冥王星sa 90°木星

・トランジット天体が出生天体ほとんどアスペクトを取らない。タイトなアスペクトがない。

全体的にアスペクトが少なく、薄い表示。

このことから、アモン氏も残らないと判断。

次にマクロン氏。

・太陽pはアスペクトなし。金星pは火星nと180°、 月p 0°ノード

・火星sa 90° 金星n

・天王星sa 0° ジュノー

・土星t 120° 天王星t 、この土星tがジュノーn と0° 土星(既成)に対して天王星(改革)がとトラインでジュノー(主張)が絡むため、政治的に配置で良いのだが、土星が絡むゆえ安易に主張は通らない。

・この土星tは太陽nと0° ただしオーブ3°と広い。責任の重さ。

相対的に天体間のアスペクトは0° と安易に主張は通らず、責任の重さが目立つものの

木星tはノースノードや冥王星nと0°、太陽tは月nと0°など、

この選挙のタイミングにおいて、天体間のアスペクトは華がありベネフィックとの関わりが目立つ。

勝つ可能アリ。

☆金星火星のハードアスペクトが気になる。金星p 180° 火星n, 火星sa 90° 金星n、

金星火星が目立つ。これは選挙のことだけなく私生活と関係している可能性があるものの、私生活についての情報をじゅうぶんに

得ていないため、星のパズルを合わせ難い。

次にル・ペン氏。

一花一空ブログをそのまま引用しつつ、分かりやすいように少し整理して書きます。

まず目に付くのは、表示がとても多いこと

まずプログレス(p)とトランジット(t)をみてゆくと、

・太陽pは火星nと60度


エネルギッシュです。

ル・ペン氏は、もともと出生図で金星n△土星n。

さらに現在、金星pは土星nと180°オポジション、

トランジット土星ともアスペクトを組んでいる。

・金星p 180°土星n

・土星t △ 天王星t △金星nとグランドトラインを形成。

つまり土星、天王星、金星が目立つ。

金星天王星は嬉しいときに出る表示。天王星(変化・転換)×金星(喜び)。

現オランド大統領が勝ったときにも、金星天王星が目立っていたし

良い表示です

ただし、土星が目立ちすぎる

・木星t 0° ASC 良し。

・IC 0° 冥王星t

アングル上の冥王星tは人生における重要な時期を示しますが

これで勝ったら、土星冥王星絡みで大変でしょう。

冥王星ICを足元の崩壊と読むか、

足元に冥王星を迎え入れると読むか…。

どちらにしても、マレフィックが目立ちすぎる

ハーフサム上17度は飛躍軸、加速軸もあって良いので

一次選挙は通る可能性が高いかと。

(※4月23日木星Tが16度で上記軸にコンタクトするため)

ここに、saのアスペクトを追加します。

・木星sa60 °金星n

・冥王星sa 60 °木星n

・土星sa 60 °太陽n (また土星の表示)

・天王星sa 90 °太陽n ×

・金星sa 0 °テイルn ×

これだけズラッと表示が並ぶと、ただごとではない感が強いです。

冥王星sa 60 °木星nはとても強く、ジョージ・W・ブッシュが勝ったときの配置と

似た傾向があるため、勢いがあることは間違いない。

極右と言われていますが、天体配置を見る限り勢いがあります。

残ったのは、マクロン氏とル・ペン氏。

最後にメランション氏です。

こちらも一花一空ブログをそのまま引用しつつ、分かりやすいように少し整理して書きます。

この方も、良い天体配置です。

ただし出生時刻がわからないので、決め手に欠ける。

・太陽n △ 天王星t △土星t でグランドトラインを形成、オーブ1度以内。

土星天王星は社会構造を変革する意味があるから、天体の意味もマッチしています。

・冥王星t120° 金星n オーブ約2度弱 これも良いけど、オーブが広い。

・太陽p 90° 火星n これは奮闘の大変さが伺える配置。

・天王星sa 0° 金星n/水星n これも選挙向き、良し。

・ただしハーフサムを見ると、死の軸に木星T

選挙戦時に終わりの表示は、うーん…。

天体配置としては良いけれど、死の軸に木星T。死軸は通常終わりの表示なので、最後まで勝つことはないだろうと判断したものの、天体の勢いは強いので、2次選に進む可能性もあるかと思います。

死軸は効く。

ヒラリー・クリントン氏がトランプ氏に負けた時も死軸の表示があったけれど、

こういう表示があると勝ち負けには残れない可能性が高い。



私はよく占星術のことを星のパズル合わせと言うのだけど、

出生図、どんなホロスコープにおいても、天体配置を読むということは、さまざまな情報から天体のパズルを合わせてゆく作業。

フィヨン氏、アモン氏→なし

ル・ペン氏、マクロン氏、メランション氏→あり

と、ふるい分けることができる。

しかし3名それぞれ強ければ混戦になりますね。

勢いが強いのはメランション氏とル・ペン氏ですが、いかんせん非常にマレフィックが目立ち荒々しい。

このふたりの組み合わせは“悪夢のシナリオ”と言われているくらい極端なシナリオ。

フランスは実際の投票になると、保守的になるのだそうです。

だとすればマクロン氏は有利ですね。いま土星tは太陽nと0°、オーブ3°と広めですが、マクロン氏はもともと出生図に太陽n△土星nを持っています。



さて、これらの情報から、極右、極左投票はありえるのかを考えて、さらなるパズル合わせ。

ここに出てくるのが春分図です。

春分図を見る限り、そこまで極端じゃなさそうです。

3名の候補者の天体配置は数多くを物語っており、彼ら個人の情報やフランスの政治に明るくないと、これら情報のパズルを合わせてゆくのは難しい。

アメリカ大統領選の時は、あきらかにトランプ氏のほうが良く、アメリカの春分図も混乱の時期に入ってゆくことを示唆していたので分かりやすかったけれど、今回のフランス大統領選はアメリカほど状況がよくわからないので星のパズル合わせの難易度が高い。欧州のニュースはアメリカほど入ってこないんですよね。